ハワイには独特の料理がたくさんあります。現在はアメリカの領土ですが、19世紀までは独立国だったハワイだけに、伝統の料理もたくさんあります。また、移民が多い地域でもあり、さまざまな国や地域の料理のテイストを活かして生まれた料理も多数あります。
ハワイのグルメとしてはまず伝統的なハワイ料理と呼ばれるものがあります。ポリネシアの主食タロイモをペースト状にした「ポイ」、タロイモの葉に豚肉や鶏肉を包んで蒸した「ラウラウ」、ココナッツミルクを固めて作られるお菓子「ハウビア」、かつては宴や祭の際に作られたという豚肉の蒸し焼き「カルア・ビッグ」などが挙げられます。
それからさまざまな国の食文化が集合して生まれた料理。これらは「ロコ料理」と言われています。「ローカルな料理」という意味です。ハンバーガーステーキと目玉焼きをご飯に乗せ、グレイビーをかけた「ロコモコ」、日本の「おむすび」から生まれたご飯にテリヤキやホットドッグを載せた「ムスビ」、すき焼きから生まれた「ヘッカ」という煮込み料理もあります。またビーフカレーは日本風、ビーフシチューはアメリカ風、といったハワイならではの特徴もあります。
マカデミア・ナッツやククイ・ナッツ、マウイ・オニオンといったハワイならでの食材もハワイのグルメを彩る重要な存在です。
「フリカケ」「ベントー」など日本語がそのまま現地語になった言葉もあり親しみやすさを感じる反面、日本食とアメリカンテイストと南国テイストが融合した結果、日本人の感覚ではB級グルメに見えてしまうものまで、さまざまです。これら魅惑のハワイ料理。ハワイへ訪れた際にはぜひ楽しみたいものです。